ごあいさつ

「特定非営利活動法人みらぽて」は、小学生~中学生までの子どもたちを対象としたフリースクールです。

「学校へ行きたくない…」
ある朝、急に言われたことはありませんか?
そして、あなたならどうしますか?

親としては、不安・焦り・いらだち・悩み、いろんな感情が芽生えることもあるかと思います。
一見、問題と思える行動も、何かに気づけるチャンスなのかもしれません。

子どもや自分を責めないで、一度ゆっくりと親子で向き合って、笑顔を取り戻すお手伝いができたらと思います。

特定非営利活動法人 みらぽて
理事長 宮 永 麻 紀

みらぽてが誕生した訳

私(宮永)は、 夫と3人の子どもを持ち、仕事をしながら主婦をする普通の妻であり母親です。
2番目の子(娘)が、小学生になった頃、集団登校が苦手で、他のみんなと一緒に学校へ行けず、毎日行き渋る娘に付き添い、学校へ行っていました。

ある日、娘が心因性の突発性難聴になり、それがキッカケでいろんな検査をした結果、勉強面では問題がないものの、生活面では幼児のレベルと診断されました。

ショックではあったものの、いままでの娘の育てにくさ、不安、疑問などが、ストンと心に落ちました。

とは言え、原因が分かっただけで、育てにくいのには変わりがありません。

娘との付き合い方を模索し、学校、病院などとうまく付き合いながら、なんとか小学校~中学校までの9年間、学校へ連れていくことができました。

行き渋って文句をいう、暴れるそんな娘をなだめたり、すかしたり、、、心が何度も折れそうになりながら、、、。

(ここで、誤解なきよう書いておきますが、『学校は絶対行くもの』とは思っていません。自分の娘の場合は、学校へ行きさえすれば、普通に過ごせています。娘の態度次第で、こちらの対応がコロコロ変わらないよう一貫しました。)

私も苦しいですが、娘も苦しかったと思います。

そんな中、『お母さんや子どもが安心して通える場所やサービスがあればいいのに』『大変な気持ちを軽くできたらいいのに』という思いがありました。

大変な9年間でしたが、この時に感じた事、知識、体験は宝になり、自信になりました。

不登校の人数は年々増えており、辛い思いをしている親子は、見えないところで増加の一方です。

そんな親子を少しでも支えたい、思いを少しでも軽くしたい、そういう思いから、みらぽては誕生しました。


これからのみらぽて

みらぽては、2020年5月1日、コロナ禍に誕生しました。

みらぽて創立の話は2019年冬にはじまり、その時は、まさか人と会えない日が来るとは思ってもいませんでした。
孤立しやすい環境下だからこそ、人とのつながりを大切にし、一人で悩まない仕組み作りをしていきたいと思います。

無料相談、みらぽてほっとカフェ(旧:ママのおしゃべり会)、子どもの居場所『みらぽてラボ』に加え、利用してくださる方にあった取り組みをしていきたいと思います。